August 24, 2003
METAMORPHOSE @ 日本ランド
メタモルフォーゼ。
今日の18時開演〜明日の10時終演の、
テクノフェスというか野外レイヴパーティー。
ヨメと二人で初参加。
新宿〜会場の日本ランド直行便の、
バスツアーなのです。
新宿西口に集合して13時に出発。
大型観光バス7〜8台が連なっての大キャラバン。
オールナイトパーティですから、
とにかく溜められる体力は温存しておこうと、
バスの中ではひたすら睡眠。無理矢理睡眠。
時折起きて大渋滞なのを確認してまた寝て。
で、また起きて大渋滞なのを確認して、
って、どこまで行ってもひどい渋滞で、全然進まず。
16時に現地着のスケジュールだったのに、
16時になったって神奈川県すら抜けてない状態。
で、ようやく到着した時にはもう開演30分前の17時半。
オープニングのデート・コース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンが
18時からだったので、急いで入場しなきゃ!とか思っていたら、
入場口前には延々と入場待ちの行列が…
いや、もう、ありえない…っつーぐらいの行列。
で、またこの行列が動かない動かない。
事故渋滞級の動かなさで、吃驚&閉口。
途中、行列を抜けてトイレに行って、
ついでに入場口を見に行ってさらに吃驚&閉口。
だらだらだらだらだらだらだらだらしてんですよ。もう。
だいたいこんなに凄まじい行列が出来てるっつーのに、
メガホンで指示出すスタッフはおろか、
シーバーとか持って走り回ってるスタッフとかも一切いなくて、
完全に客を放置した状態なんですよ。
で、入場口の直前に一人だけスタッフが立っていて、
やる気無し度500%みたいな声で、
「チケットのほうを用意してお並びくださいー」
「再入場のほうは出来なくなっておりますー」
「列のほうは3列になってますー」
って、ほうほうほうほう、ほうってどっちだよ!
みたいなことになっていて、
僕の怒りに無駄に火を注いだりして。
で、驚くなかれ。なんと入場出来たのは19時過ぎ…。
もう、始まる前からウンザリですよ。もう。
クリエイティブマンすら優秀に感じますよ。もう。
が、中に入ってしまえばスッカリご機嫌です。
コインロッカーに荷物をぶち込んで、
ルミカも点灯してうわーいとSOLARエリアへ。
行ってみたら真っ暗。
何かと思ったらDCPRGすら始まっていない状況。
なんだかトラブルらしく、もう1時間以上押してんのね。
仕方ないからシートを敷いてマッタリしたり、トイレ行ったり、
で、戻ってみたら始まってました。DCPRG。
この人たちも渋滞に巻き込まれてしまったそうで。
いきなり1時間半押しでのスタート。
で、DCPRG。初めてちゃんと聴いたのですが、
おおよそ野外レイヴパーティのトップバッターとは思えない、
まったりインプロな人たちなんですな。
もっとトランシーでトリッピーなのかと思っていたのですが、
メートルが上がる前にチルアウトしまくりです。
が、この、のっけからチルアウトな空気がいかにも祭感があって、
しかも、空は満天の星空で、いやホントに凄い星空で、
富士山を見れば、登山者のライトが見えたりで、
地上は地上でミラーボールやレーザーライトに照らされていて、
もう、極上空間。ここもまた夢の国です。
DCPRGが終わったところで会場散策。
濃厚なお香の香りが漂う中に民族系なお店が立ち並んでいて、
一軒一軒入って散策。使い勝手の良さそうな大きい布を買ったり。
散歩しながらLUNARエリアにちょっと寄ってみたり。
MAYURIという人が出ていまして、
アッパーな4つ打ちでガシガシと、
あぁ…レイブに来たぁ…と実感出来るようなのを。
で、再びSOLARへ戻って井上薫。
この人もまた素敵でした。
ドローンベースに4つ打ちドツドツで。
上げ過ぎず下げ過ぎずで。
いい感じにウォーミングアップした感じになったところで、
僕+ヨメ的メインアクトのV∞RDOMS。
昨年のフジロック以来。いや、もう、最高です。
このトランス感を、このトリップ感を待ってたんだよー!と。
「野外+夜 featuring 満天の星空でV∞RDOMS」
これだけでチケット代も交通費も全部、元取ったどーてなもんです。
しかし、駄目押しはまだ続く。メルツバウ。
ゴウン!ゴウン!ゴウン!ゴウン!
キィィィィィーーー!グァァァァァーーー!
グゴォォォォォォーーーーー!
と、延々ノイズシャワー。
二台のラップトップを操って、
風に髪の毛をそよそよとなびかせつつ、
涼しい顔して、爆音ノイズ。
地面に寝転がって聴くと、
地面が振動してんのね。ノイズで。
空からは音がノイズで降ってきて、
地面からはノイズが振動になって突き上げてくる。
でもって視界は満天の星空。
いや、星空星空としつこいですけど、
主役は星空だったんですよ。ホントに。
で、次がDJ KENTARO。
世界チャンプですな。
が、ボア〜メルツバウで出来上がった気分には、
どうもこの馬鹿馬鹿しいノリ(褒め言葉)についていけず、
LUNARに行って田中フミヤ。
ミニマル系統な人なのか、
あまり無茶せず堅実かつクールなプレイで、
心地良くアガる感じにガシガシ4つ打ち。
ボアメルツな世界からいい感じに帰還を果たして、
再びSOLARに戻ってブンブンサテライツ。
こういう場所で観ると、凄くロックアーティストみたいなのね。
プライマルの前座で観た時はテクノアーティストに感じたのに。
そういった意味では、ジャンルを行き交うコウモリアーティストなんですな。
で、大盛り上がりになっていたのですが、
ここで僕は疲労のピークが訪れまして一旦ダウン。
今日買った大きい布をかぶってしばし仮眠。
2時間ほど寝て復活。
LUNARへ移動して、小腹が空いたのでドネルケバブ。
結構並んだものの、美味しいケバブで完全復活。
で、グリーン・ヴェルヴェットで大盛り上がりのLUNARに突入。
本日最高潮のこれぞレイヴパーティ!な、お祭り状態。
2時間ギッチリ、空が白々と明るくなってくるまで。
気づけば朝5時過ぎ。SOLARに戻って3CHAIRSを聴きながら再び仮眠。
何度か起きて、唖然とするしかないほど綺麗な朝焼け&日の出を拝んだり、
トイレに行こうと丘の上に登るとステージの奥は延々雲海が広がっていたり、
夕方〜夜〜明け方と、やはり主役は常にロケーションだなぁと思いつつ。
7時を過ぎて、Dub Squad。
感動と寝ぼけを行ったり来たりしている、
メタモの早朝にこれほどマッチする人たちはいないっつーぐらい、
寝起きの身体に優しいチルなサウンドであり、
まだまだ終わらないよー!と、ボルテージを上げるビートの嵐であり。
ちゃんとこの人たち目当てでライヴに行けば行ったで最高なんだろうけど、
この心地良く疲れたボケボケ頭で朝日を浴びながら観れるっつーのが、
どうにもこうにも贅沢で、フェスの醍醐味をひしひしと感じまくり。
で、いよいよ残り二組。つーか、二人。
一時間押しで、8時半にJAMIE LIDDELスタート。
どんなに押しても僕らのツアーバスは11時に発車してしまうので、
これ以上押したらフォー・テット観れなくなる〜なギリギリの状況。
元々のタイムテーブルが、
7:25〜8:25 JAMIE LIDELL
8:45〜9:45 FOUR TET
でしたからね。
1時間押しでも10:45終了でギリギリなのです。
で、押すなよ〜押すなよ〜と念じつつJAMIE LIDELL。
ハーバートのThe Audienceで歌っていることしか知らなかった人なんですが、
いや、この人が超大穴。最高でした。間違いなくベスト・パフォーマー。
2本の別エフェクトなマイクを使って、
ボイスパフォーマンスをしつつ、
その自分の声をどんどんその場でサンプリングしていくんですよ。
いやぁ、文字で書いても全然伝わらないとは思うんですが。
ビートからオカズからボーカルからそのハモリまで、
ありとあらゆるボイスパフォーマンスをしまして、
それをその場で重ねていって、曲にしちゃう。
あー。うまく書けない。きー。悔しい。
そんなわけで、盛り上がりに盛り上がりまして、
リデルのおっさんも勢いづいて押しまくり…。
健闘は大いに称えるけども、押すなよおい。
で、結局1時間20分押しに。
おめーこのやろーフォーテット11時までに終わんねーじゃねーかー。
と、時計とにらめっこしつつ、最前列に行って、
セットチェンジするスタッフがだらけないように、
「早くっ早くっ」と、煽る念を送りつつ凝視したりして。
そしたらあっさりその念が効いたらしく、
予定より遥かに早くフォーテットが登場。
ちなみに機材はVAIOノート×2台。
意外なことにWindows使いなのね。
で、「ちょっと、音だししてチェックしてんのかな?」
とか思っていたらナニゲに始まってました本編。
そんな感じで最初はノイズから。ガー、ピー、と。
で、いつまでもノイズ出してるもんだから、
まさか、ライブだと延々ノイズなんじゃあるまいな…
と、疑い始めた頃に、おもむろに楽曲に突入。
曲に入るとわりかし正直なプレイをするんですな。
ま、でもそもそもの元曲が正直なビートを刻みませんから、
踊ろうにもつっかえちゃって踊れやしない。
が、なんというか、やっぱり貫禄があるというか、
そんな不満なんて音でねじ伏せてくるんですよ。
説得力のないビートにも不思議と説得力が出てくるんですな。
普通の人が聴いたら「機材トラブル?」みたいな曲だったりするのに。
ずーっと、最前列で聴いていたのですが、
やっぱり、最前列だと音がよろしくない。
で、後ろに行ってちゃんとした音で聴こう。と、後ろへ移動。
やっぱり後ろに来ると音良いなぁ…
とか、思った途端に終わっちゃったりして。
えぇっ!?みたいな。
時間押してたのに、終わってみたら巻いてるし。
なんだよー、まだバスまで30分あるじゃんかよー、もっとやってくれよー。
てな感じでメタモルフォーゼ終了。
いや、しかし、大満足。ホント来て良かった。
その原因の半分以上は↓この晴天のお陰だとは思いますが。
いやぁ、環境&空間的満足度では今年一番。
そして、スタッフの質は今年ワースト1。
来年も来よう。
来年はコレを軸にスケジュールを組もう。
そんな気になるメタモだったのでした。
Posted by ゑ : August 24, 2003 11:59 PM | トラックバック