September 28, 2003
EELS @ 渋谷クラブクアトロ
2週に渡る怒涛のライブ週間も今日でフィニッシュ。
ということで、本日はEELS@渋谷クラブクアトロ。
こういう緊張度の高いライブがある日が休日だったりすると、
夕方までのあり余った時間も、ただソワソワするぐらいしか出来ず…
朝から起きていたものの、
とりあえずEELSを流しっぱなしにして、
ただ家の中を右往左往。
PC立ち上げてみて。PC落としてみて。
TVつけてみて。TV消してみて。
ただそんなことをしながら時間が経過するのを待って、
15時頃には待ちきれず渋谷行っちゃえーと、渋谷へ。
一応、HMV〜タワレコと巡回して、
試聴とかしてみるものの、ロクに頭に入らず。
結局、30分ぐらい前には既にクアトロ着。
で、階段で17時まで開場待ち。
ちなみに整理番号は15番。
最前中央取る気満々です。
が、結構、僕の前の人たちも既に並んでいまたので、
こりゃ、真ん中は無理かなぁ…と思いつつ入場。
で、入ってみればフロアには誰も降りておらず、
悠々とガッチリと最前列中央に行けちゃったりして。
今日もやっぱり冷房効きすぎで極寒状態だったのですが、
この冷房対策だけのために上着を用意してきたので、
凍えて体調を崩すことなく快適に開演待ち。
で、18時になったところで暗転。
まずは、オープニングアクトとしてMCホンキーのDJ。
Eによる覆面ユニット(と言われている)なので、
果たしてEが出てくるのか、出てくるなら変装でもしてくるのか、
と、身構えていたら、ぬっ…と、巨体の白人のおっさんが登場。
グレーのハットに黒ブチ眼鏡、
パイプを咥えて、煙をはきつつ、
蝶ネクタイに、カーディガンという、
アーリーアメリカンな、冗談みたいないでたち。
って、冗談なんだろうけど。
つーか、お前誰?みたいな空気が場内全体に流れる中、
特に客に対してアクションを取るでもなく、
黙々とMCホンキーの曲の入ったレコードをかけ始め…。
って、楽曲をプレイするのではなく、本当にレコードかけるだけなんですよ。
30枚ぐらいレコード用意してたりするんですが、
一曲につき1枚〜2枚程度しか使わず。
で、時々フェーダーとツマミをいじるぐらい。
どう考えてもジョーク。
どう考えても演出。
どう考えても仕込み。
とは思うんですが、最後まで本気ともジョークとも分からぬまま、
20分間曲をかけ続けて、ぬっ…と顔を上げたかと思うと、
片手を挙げて挨拶して帰っていきました。
この人が本当にMCホンキーだったらひっくり返るなぁ…
で、セットチェンジがパパパと進みまして、
18時45分になったところで再び暗転。EELS登場。
まずは、バンドの3人が登場。
ベースはもちろんKoool G Murder。
ドラムはブッチではなく、Darren "Puddin’" Hahn。
ギターは…、この人がGoldenboyなのかなぁ?自信なし。
全員赤いジージャンとジーパンに、
黒いインナーで揃えてんのがかっちょいい。
で、オール・イン・ア・デイズ・ワークから。
イントロを繰り返して…Eが登場…するのかと思いきや、
イントロだけで演奏を止めて、動きも止めて、しばしシーン…
?
と、会場全体が「何かおかしい」と気づいたあたりで、
ステージ上にスポットライトを持ったスタッフがあらわれて客席を照らすと、
!!!!!!!!!!!!
後ろから肩車をされてEが登場!
何かを叫んでからハーモニカを吹きつつ、
満員御礼なフロアをゆっくりと前進してステージへ。
もう、憎すぎる。素敵過ぎる。かっこ良過ぎる。最高過ぎる。
で、何の曲からやるのかと思ったら、全然知らない曲。
しかも、超の付くロケンローなハイスピードチューン。
いや、これでも長いことEELSのファンやってるつもりなんですけどね。
曲は本気で分からなかったし、こんなアレンジのEELSなんて初体験。
もう、始まったばっかりだっつーのに、今日3度目ぐらいの、唖然。
しかも、知らない曲が続くんですよ。3曲目ぐらいまで。
実はEELSの曲がアレンジが違いすぎて分かりづらくなってる?
とか思って耳をこらしたんですけどね…全然分かりませんでした。
ロケンローな演奏に引っ張られて、それなりに乗りつつ、
本気で首を傾げて悩んでたりしたもんだから、
4曲目あたりでパッキング・ブランケッツを演ってくれて、
心からホッとしたというか、やっとEELSだーって思いましたよ。
だけども、やっぱり大暴走超速アレンジ。
南部あたりのガレージバンドのライブに来ちゃったかっつーぐらい。
ほんわかファニーな曲達が、荒々しく猛々しい演奏で…唖然。
って、書いてはいますけど、
唖然としつつも終始鳥肌なんですよ。
EELSにアレンジでぶん回されるのは、
普通にファンやってるだけで慣れてますしね。
この天邪鬼さ加減があってこそEELSってなもんで。
曲のスピードが速いもんだから、各曲終わるのも早く、
しかもほとんど曲間を空けず間髪いれずにジャンジャンとで、
怒涛の展開についていくのに必死。
デイジーからの曲と新譜からが中心で(たぶん)進みつつ、
1stからマイ・ビー・ラブド・モンスターを演ったり、
2ndからも演ってました(タイトル分からんかった…)。
中盤ようやく通常ペースになって、
これぞEELSな面も見せてくれたり、
かと思えば「Rock Rock?」と言ったのを合図に、
ソウル・ジャッカーpart1に突入してやさぐれモードになったり、
アゴニーではしっとりピアノ(?)を弾いたり、
そっからそのまま続いたドッグ・フェイスド・ボーイでは、
右手にスティックを持ってフロアタムを叩きながら、
左手でピアノを叩くように弾いてみたり、
アルバム同様、くるくるくるくる表情を変えつつ、
360度全方向から客を小突きまくり。
だれるとかいった部分の一切ない、
大エンターテイメントステージ。
とどめは曲の間奏部で通訳の女の人を呼んでのMC。
メンバーがギター弾くのに合わせて、
女性客とコミュニケーション&メイクラブ。
「ちょっとくすぐってみてくれないか?」とEが言ったのに対して、
ギターがコショコショって風に弾いてみせて、
Eが「ひゃひゃひゃ!」ってくすぐられたような仕草をしてみたりして。
思えば、貴重なEの笑顔を見れたのは今日ここだけでした。
で、アイ・ライク・バーズからラストスパート。
大満腹状態で本編終了。
もちろん即アンコール。
ロック・ハード・タイムス〜イッツ・ア・マザーファッカー。
今日マックスに、ほんわかタイム。
涙腺ユルユルでした。もう。
で、ここでだったかどうだったか正直すっかり忘れてるのですが、
間奏中に再び通訳さんが登場して、2度目のMC。
「僕は、悲しい人だと思われているけど、
それは過去の話で、今はもう悲しくないんだ。」
「今日、ライブの後、帰る前でも帰った後でもいいから、
みんな自分にとって良いと思うことをやってみてくれ。」
「欲しいセーターがあったら、
ちょっと…いや、かなり高くたって、買いなさい。」
「アイスを食べたかったら、
ダイエットが気になったって、食べなさい。」
「日曜の夜なんて皆それぞれ用事もあるだろうに、
僕らのライブを観に来てくれてありがとう。」
と、いっぱいいっぱいMC。
皆、拍手&大喝采。
アンコールもガッチリ4曲(残り2曲忘れた…)で終了。
なんだけど、明らかにアンコールのある雰囲気を残しての退場。
で、やっぱり即アンコール。
ここで、ようやく今日の初っ端1曲目に
イントロだけで止まっていたオール・イン・ア・デイズ・ワーク。
もう、何から何まで「やってくれるなぁ…」と。もう、胸いっぱい。
表情には出さないけど、とにかく客思いといいますか、
MCホンキーからEELSのステージまで通して、
ライブじゃなくて、これはSHOWなんだなぁ…と。
EELSプレゼンツのエンターテイメントショウ。
で、サム・バディ・ラヴズ・ユーで終演。
感動感動大感動。感激感激大感激。
どうにもセットリストを追いきれなかったので、
あわよくばセットリストを…と思っていたら、
スタッフの人はちぎっては丸め、ちぎっては丸めで、
全然くれそうな気配なく、むぅ、残念と思いつつ…
場内は完全に退場体制に入っていまして、
前方に残っていた僕らをハケさせるためなのか、
EELSサイドのスタッフ(最初に肩車してた人)が出てきて、
なぜか通訳さんまで出てきて、
「本日の公演は終了です。EELSはもう帰りました…」と。
わざわざそれを言いにEELSのスタッフが出て来るなんて、
客を大切にとか、そういう方針なのかな…
と、思いきや!そのスタッフが何かを叫んで!
なんと!EELS再登場!
最後までサプライズ!もーーーーーーー!
で、完全に客電のついた状態で、
怒涛のインスト・ロケンロー・ナンバーを。
なんつー曲か分かりませんでしたけど、
ソウルジャッカーテイストな曲で、
退場しかけてた人も一気にフロアになだれ込んできまして、
今日最後にして今日最大の盛り上がり。
モッシュか?みたいなことになってましたし。
でも、もう、みんな嬉しくて嬉しくて、
知らない同士、目が合ってもみんなニコニコで、
感激し過ぎて泣きながら踊ってる人までいて、
なんなら僕もちょっと涙が出たりして。
怒涛の2曲を演って、今度こそ本当の終演となったのでした。
時計を見れば、EELSの登場から2時間弱が経過。
もう、あっという間、でも、盛りだくさん、でも、あっという間、でも、満腹。
もう、ね。最高でした。極上でした。
こんな素敵なショウを、こんな素敵な時間を、
プレゼントしてくれたEELSにとにかく感謝。
楽しかったよーーーーーーーーーーーーーーー!
Posted by ゑ : September 28, 2003 11:59 PM | トラックバック