September 24, 2003
Death Cab For Cutie @ 原宿アストロホール
デス・キャブ・フォー・キューティー初来日公演。
が、あるので、さっさと仕事を終わらせ原宿へ。
微妙に早めに着いてしまったものの、
雨が降っているので会場近くで待つのもダルく、
ラフォーレのHMVで雨宿りしつつ暇潰し。
で、店内巡回していたら、
ライナスの松本さんに捕獲されたりして。
しばし談笑しつつ開場時間も近づいてきたので会場へ。
松本さんは整理番号が早く、僕は激遅270番台だったので、
分かれて僕は雨中で延々入場順番待ち。
ようやく入れた時には前方は埋まりきっていまして、
まぁ、前で飛んだり跳ねたりするわけでもなし、
この狭いホールで前も後ろも大差なし、
と、潔く諦めて後方のフロアの段差があるあたりに陣取り。
開演待ち30分かぁ…と、ボーッとしてたら、
照りさんが入ってきたので捕獲。
お友達のSupersoul a.k.a. Dry wheelさんを紹介してもらい、
3人でしばし談笑。
で、19時ちょうどに暗転&開演。
真っ暗な中4人が登場して、
真っ暗なままクリスが「ハロォ〜ゥ」と。
場内がワァッと湧いてからライトがついて、
わー。本物だー。と。本当にデスキャブがー。と。
いやぁ、本当に冴えな(以下自粛)
そして、なんとTitle Trackから。
いきなり2ndからー!?と吃驚したり喜んだり。
てっきり新譜からの選曲だろうと思っていましたからね。
なんか、この1曲目ってスゴク、
このバンドのペースというか、あり方というかを、
象徴しているような気がして一人勝手に頷いたりして。
ちなみに、ベンはボーカルの入りの1音目を外してまして、
それはそれでまたなんか「嗚呼ライブ」って実感があって、
もう、らっきょが転がってもデスキャブ好きみたいな状態。
で、クリスが次の曲は新譜の曲ーって言って、
TRANSATLANTICISMの1曲目The New Year。
これこそ、ライブ頭の一撃として申し分ない、
ガツーンと、ドカーンと。場内、上げ上げ。
つーか、絶対この曲から始まる思ってましたからね。
やっぱりきたぁーってなもんです。
で、場内沸点だったわけですが、さすがデスキャブファン。
皆、他人の領域に踏み込んでまで盛り上がったりはせず、
あくまで自分の領域の範囲内で盛り上がってるのが微笑ましかったり。
前半は3rdからの選曲が多かった…のかなぁ。
僕の記憶が正しければ…ってまるで自信はないのですが。
というのも、今回のセットリストは新譜中心だろうという予想を覆して、
1st〜4thのみならず、EP収録曲まで満遍なく入っておりましてですね…。
僕は、わりと各アルバムに明確なカラーの違いを感じていたのですけど、
これがライブで聴くと、各作品各曲それぞれカラーが違うように見えて、
根底に流れるものは1st〜現在に至るまで何も変わりゃしないんですよ。
デスキャブの世界がいかに最初から出来ていたかってことなんですけど。
で、ライブ全体に統一感がありすぎて、
どの曲がどのアルバムの曲だったかとか、
全然分からなくなったんですよね。途中で。
で、そんなんもうどうでもいいわー。と。
デスキャブと共に熱く猛々しく盛り上がってしまいまして。
中盤は全然僕の脳内で整理出来ていないのです。
そんな中でも強く残ったのが、新譜からの曲の強さ。
力強い音がとか、力強いフレーズがとかそういうんじゃなくて、
なんか意志の強さというか、全体的な空気自体が強くって。
突き抜けて、飛び抜けたとかではないんだけど、
確実に、一歩前に出たんだなぁ…って思ったんですよね。
一歩前に進んだんじゃなくて、一歩前に踏み出した。だけ。
でも、僕にとってデスキャブの音楽というのは、
一撃で心を掴まれてしまうような音楽ではなくて、
常に一定の距離を保たれているような、
遠巻きに眺めてるような距離感を感じる音楽だったので、
なんかこの一歩が、一歩こっちへ近づいてくれた感じがして、
すーごく、嬉しい気持ちになっちゃったんですよねぇ…。
(って、私的感想過ぎて分かりづらいとは思いますが…)
で、僕的ハイライトはラス前。
Styrofoam Platesだったと思うんですけど、
曲中からそのままAll is Full of Loveに突入したんですよ。
その名の通り、ビョーク様のカバー曲。
これだけは絶対演らないだろうと思ってたのに。
実は、僕、このAll is Full of Loveが、
デス・キャブの曲の中で一番好きなのですよ。
一番好きなのがカバー曲ってどうなの?
って自分でも思うので公言はしてないんですけどね。
いや、しかし、もういい、公言しちゃおう。
って、思うほど感動的でした。もう。
ドラムはどうやって叩くんだろうと思ってたら、
なんと、スティックを置いて、手で叩いてましたよ。
もー、かっこええのなんのって、もー。
アンコールもガッチリやっての1時間45分。ぐらい。
おおよそ様子見ショウケース的顔見世興行とは思えない、
初来日に相応しい、デスキャブの全貌を余すところなく見せ付ける、
素晴らしい素晴らしい素晴らしい貫禄感動満腹ライブでございました。
来年春にまたくるよー。と言い残して去っていきましたので、
再来日は前で飛んだり跳ねたりして観ちゃうぞー。と心に決めつつ。
デスキャブ最高。
クリスが2曲ごとにチューニングしなければ、もっと最高。
Posted by ゑ : September 24, 2003 11:59 PM | トラックバック